*未来が不安になるのは、今が良い状態だから。今がとても悪ければ、未来のことなどをあやふやと考える余裕はないはずだ *繰り返していうが、人生の楽しみというものは、人からあたえられるものではない。どこかに既にあるものでもない。自分で作るもの、育てるものだ *本当に楽しいものは、人に話す必要なんてない * ●本のイマイチな点、気になった点 以下の批判には、あまり意義はない。ただ、思い浮かんではしまう「著者が、頑張って働こうとしなくたって、充分に食べていけるだけの給料や才能があるからじゃないか... 」というような。 凡人は、生きること、周りから認められること、面白い仕事をしようとすることに必死なんだなぁ、と。 あと、結構、すごい人の論理だなぁとも思う。おっしゃる通り、別に仕事に意味を求めて苦しむくらいなら、意味など求めない方がいい。ただ、そんな簡単に、脳は割り切れないよ... 。 まぁあと、Q&Aに対する回答は、問題に対する解決の答えにはなっていない.. 本人も、そういうものだと書いているので、なんともいえないが ●学んだことをどうアクションに生かすか ・仕事にやりがいや意味をもとめない ・ましてや仕事に生きがいなんて求めなくていい ・生きる意味や充実感なんて、自分で作るものだ ・結局、社会や外から、自分の人生、仕事の意味について与えられる簡単な答えなどないのだから、日々動き続けるのだよ
ホーム > 電子書籍 > 教養文庫・新書・選書 内容説明 私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。 目次 第1章 仕事への大いなる勘違い(仕事の定義 「羨ましがられたい」という感情 ほか) 第2章 自分に合った仕事はどこにある? (働くことが一番簡単 好きなことが最良とは限らない ほか) 第3章 これからの仕事(客観的に世間を観察する ほとんどの情報は正しくない ほか) 第4章 仕事の悩みや不安に答える(理想と現実のギャップ すぐに仕事を辞めてしまう人 ほか) 第5章 人生と仕事の関係(取り上げられた生きがい 企業戦士の時代 ほか)
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